介護職としてプロの意識を持ち、高齢化社会に必要な存在になろう

介護職を極めろ!

プロフェッショナルとしての意識

プライドを持って仕事をして介護のプロになろう

Pocket
LINEで送る

介護士のプライドを持つ

介護の仕事をしていると、「介護って、結局だれにでもできる仕事だし…」と言われることがありますが、本当にだれにでもできる仕事なのでしょうか?確かに仕事内容や業務によっては資格がなくてもできるため、だれにでもできるように見えますが、質が高く利用者に満足してもらえる介護を提供しようとするとだれにでもできるものではありません。求められているサービスをきちんと提供できるのが介護のプロであり介護士の仕事です。そのためにも、知識や介護技術を向上させ、だれにも負けないと常に胸に秘めておく必要があります。何か一つ自分に誇れるものがあるだけで、人間は自分の仕事に、そして自分自身に誇りを持てます。自分の仕事に誇りを持つためにも、また自分自身をもっと成長させるためにも介護の仕事にプライドを持ちましょう。介護の仕事は、少子高齢化社会を迎えた日本において、とても重要な仕事で必要不可欠なのです。

介護士の心構え

介護士の仕事の基本は、利用者のためになる介護をすることです。そして、それはとても重要なことで、仕事を覚え介護に慣れてくると気づかないうちに利用者のためという視点がおろそかになりがちです。その理由には、業務が多いため細かいところまで目が届かなくなる、利用者の要望すべてに答えていると仕事が増える、いつも同じ単調な仕事に飽きて手を抜いてしまうなどがあります。たしかに、介護の技術が向上し、介護プランの作成や介護主任など役職がつき勤続年数が長くなるほど仕事も増えていきます。しかし、仕事が増えても常に「利用者第一」の意識を持つことが必要です。介護の仕事は自分のためではなく利用者のための仕事です。「利用者第一」の心構えで仕事をすることで、自分のスキルが上がり利用者に対して良いサービスができるのです。

介護のプロを目指す

介護士は、ただ介護するだけの仕事ではなく、高齢者の方の情報、法令、その他介護にかかわる知識のすべてを知っている専門家です。しかし、ただ知識と技術だけあってもプロとは言えません。自分なりの介護の理想をもち、完璧を求めず常に学び、知識や技術をだれにも負けないと言う気持ちを持ちながら、利用者にサービスします。これらを楽しみながらできる人が介護のプロと言えます。介護という仕事を楽しみながら働くことができると、仕事を続けている過程で、技術や信念も自分の身に付いてくるでしょう。介護のプロと言える様に毎日の仕事をきちんとして身につけていきましょう。

これから介護職を目指す方へ

人と接することが好きで、思いやりや忍耐力がある人は介護士の適性があります。他にも介護には体位交換などで何人もの人を抱えることが多いため、体力のある人が向いています。